Opus 5が出て、ブラウザのClaudeでは触れました。では、ターミナルで動かすClaude Codeではどう使うのか。切り替えの手順と、賢くなった実感が得やすい使いどころを、手を動かせる形でまとめます。

まず今どのモデルかを確かめる

切り替えの前に、今どのモデルで動いているかを知っておくと安心です。

Claude Codeの入力欄で /model と打つと、今使っているモデルと、選べるモデルの一覧が出ます。ここにOpus 5が並んでいれば、選ぶだけで切り替わります。

Opus 5は、ブラウザのClaudeだけでなくClaude Codeでも使えるようになっています。

既定のままでいいことも多い

切り替え方を書いておいてなんですが、多くの場合は既定のままで問題ありません。

Maxプランでは、Opus 5が新しい既定のモデルになりました。つまり、自分で何も指定しなければ、自動的にOpus 5が使われます。わざわざ /model で選び直さなくても、一番上のモデルが動いている、ということです。

自分で指定する意味があるのは、逆のときです。難しくない作業を大量にやらせるとき、あえて軽いモデルに落として速さと安さを取る、という使い方。一番上を常用するより、作業の重さで使い分けるほうが、結果的に無駄が減ります。

賢さが効く作業、効かない作業

Opus 5の賢さを実感したいなら、作業の選び方が大事です。ここを間違えると「思ったほど変わらない」で終わります。

効きやすいのは、いくつもの手順を踏んで、途中で自分の答えを見直す必要がある作業です。Opus 5は、自分の出した結果を自分で確かめて直す力が上がったとされています。たとえば、長い資料を読んで矛盾を洗い出す、複数の条件を満たす案を組み立てる、といった一筋縄でいかない仕事です。

逆に、決まった文章を少し直すだけ、といった軽い作業では、差はほとんど出ません。こういう作業は、賢さより速さのほうが効くからです。実感を得たいなら、まず歯ごたえのある作業でOpus 5を試すのがおすすめです。

実際に試すときの一手

私が新しいモデルを試すときにやっているのは、同じ指示を新旧のモデルに投げて、結果を並べることです。

やり方は単純で、いつもやらせている少し難しめの作業を一つ選び、/model でOpus 5に切り替えて走らせる。そのあと前のモデルでも同じ指示で走らせて、二つの答えを見比べます。自分の仕事での差は、この見比べでしかわかりません。試験の数字ではなく、自分の作業の結果で判断できます。

どれだけ使ったかが気になるなら、使用量を確認するコマンドで見られます。

指定を覚えさせておく手もある

毎回 /model で選び直すのが面倒なら、使うモデルをあらかじめ決めておくこともできます。

プロジェクトごとに「この作業ではこのモデルを使う」と設定に書いておけば、そのプロジェクトを開くたびに指定のモデルで始まります。難しい作業が多いプロジェクトではOpus 5を既定に、軽い作業が中心のプロジェクトでは軽いモデルを既定に、といった形です。

もう一つ、うまくつながらないときに備えて、代わりのモデルを順番に指定しておく仕組みもあります。一番上のモデルが混み合って使えないときに、自動で次の候補に切り替わる、という保険です。

賢さを持て余さないために

正直に言うと、私は最初、一番上のモデルをずっと使っていれば間違いない、と思っていました。でも、軽い作業まで全部Opusでやると、速さの面でかえってもたつくことがあります。

道具は、仕事の重さに合わせて選ぶのが基本です。Opus 5という一番賢い選択肢が手元にあるのはありがたいですが、それを常に全開で使うのが正解とは限らない。歯ごたえのある作業ではOpus 5に任せて、軽い流れ作業では軽いモデルに落とす。この使い分けができると、賢さも速さも両取りできます。

まずは /model を一度開いて、今の自分がどのモデルで動いているかを確かめるところから始めてください。