Claude Codeを使い始めると、すぐにこう思うはずです。
「毎回同じ注意を言うのが面倒くさい」
「日本語で返して」「このフォルダの中だけ触って」「確認を取ってから実行して」——同じ指示を毎回入力するのは、時間の無駄です。
この悩みを一気に解決してくれるのが CLAUDE.md というファイルです。
CLAUDE.mdは「毎回のルールブック」
CLAUDE.md は、作業フォルダの中に置いておくだけで、Claude Codeが作業を始めるときに自動で読み込んでくれるファイルです。
このファイルに書いたルールは、以降のすべての会話で自動的に守られます。毎回説明を繰り返す必要がなくなる、これが一番のメリットです。
最小テンプレート(3行)
まずはこれだけ書いてください。それだけでも効果は絶大です。
# 作業ルール
- すべての返答を日本語でお願いします
- 変更を加える前に、何をしようとしているか一文で説明してください
- ファイルを書き換える前には必ず確認を取ってください
これを CLAUDE.md という名前で保存して、作業フォルダの直下に置くだけです。ファイル名は全部大文字の CLAUDE.md である必要があります。
標準テンプレート(業務利用向け)
もう少し踏み込んで書くと、Claude Codeがさらに扱いやすくなります。
# 作業ルール
## 言語と文体
- すべての返答を日本語でお願いします
- 「です・ます」調で統一してください
- 専門用語を使うときは、かっこ書きで説明を添えてください
## 作業の進め方
- 大きな変更の前には、何をどう変えるかを箇条書きで教えてください
- ファイルを書き換えるときは、変更前と変更後を見せてください
- 3ステップ以上の作業は、タスクリストで進めてください
## 禁止事項
- 個人情報(氏名・電話番号・メールアドレス)を外部サービスに送信しないでください
- このフォルダの外にあるファイルは触らないでください
## 現在の状況
- このフォルダは、毎月の請求書を整理するためのものです
- 元データは `raw/` に、整形後のデータは `output/` に入れてください
ポイントは 「言語・作業方針・禁止事項・現状」の4つを書く ことです。この構成で書いておくと、Claude Codeがほぼ意図どおりに動いてくれます。
応用例: プロジェクト別に使い分ける
業務でいくつかのフォルダを使い分けている方は、フォルダごとに異なる CLAUDE.md を置けます。
- 経理フォルダ — 金額の扱いに厳格、個人情報を外に出さないルール
- 資料作成フォルダ — 「です・ます」調の指定、社内のトーンに合わせる
- 調査フォルダ — 出典を必ず添える、推測と事実を区別する
フォルダを切り替えるたびに、ルールが自動で切り替わります。
よくある失敗
① ファイル名の間違い
claude.md や CLAUDE.MD ではなく、CLAUDE.md が正しい名前です。拡張子の大文字・小文字にも注意してください。
② 書きすぎる
最初からたくさん書くと、Claude Codeが混乱することがあります。3行から始めて、必要になったら追加する のがコツです。
③ 矛盾するルールを書く
「素早く作業を進めてください」と「何度も確認を取ってください」を同時に書くと、Claude Codeがどちらを優先すべきか迷います。一貫性を意識してください。
まとめ
CLAUDE.mdは作業フォルダに置くだけで、毎回の指示を代わりに読んでくれる- 最小3行から始められる
- 業務用途なら「言語・作業方針・禁止事項・現状」の4項目で書くのがおすすめ
- ファイル名は
CLAUDE.md(大文字小文字に注意)
一度書いてしまえば、Claude Codeとのやり取りが劇的に楽になります。今日の作業フォルダに1つ置いてみてください。





