Claude Code はリリースサイクルがとても早いツールです。週単位で機能が追加され、たまに破壊的な変更も入ります。私は古いバージョンで /agents を呼んだら「そんなコマンド無いです」と返されて、20秒くらい固まりました。アップデートしてないだけでした。

この記事では、Claude Code をアップデートする手順と、現在のバージョン確認、更新後にチェックしておくと事故が減るポイントをまとめます。

npm経由での導入や削除までひととおり見たい場合は、Claude Codeをnpmで入れる・更新する・消す ひととおりの操作にまとめてあります。

現在のバージョンを確認する

まず今入っているバージョンから。

claude --version

1.0.X のような数字が返ってきます。Claude Code を起動した状態のセッション内なら /status でも確認できます。

リリースノートを開いて、自分のバージョンと最新バージョンを比べます。差が大きければ更新したほうがよく、ピンとこなければ最新のリリース日だけでも見ると「2週間以上経ってるな」みたいな判断ができます。

アップデートコマンド

npm でグローバルインストールしている前提です。

npm update -g @anthropic-ai/claude-code

これだけ。出力が落ち着いたら claude --version でバージョン番号が上がっていることを確認します。

update が反応しない、というケースもたまにあります。npm のバージョン依存解決の癖で、update だと最新まで上げてくれないことがある。確実に最新を入れたいときは install で上書きするのが安全です。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest

@latest で明示的に最新タグを指定しています。私は半分くらいの確率で update ではなく install @latest を使っています。

アップデートのタイミング

Claude Code を頻繁に更新する人で、私の周りで多いリズムは次のあたりです。

  • 週1で機械的に更新する人(私はこれ)
  • リリースノートで気になる機能が出たときだけ更新する人
  • 不具合に当たった時だけ更新する人

おすすめは週1の機械更新派です。週末や週明けの作業前に1度叩くだけで、バージョン差分による事故をかなり減らせます。研修現場でも「とりあえず週末に npm update -g 叩いておいてください」とお願いしています。

新機能のアナウンスは公式ブログにも出るので、そこを軽くウォッチしておくと「これ使いたい」と思ったタイミングで更新できます。

自動更新を切る方法

Claude Code には自動更新の仕組みがあり、起動時に新バージョンがあると勝手にアップデートが走ることがあります。本番運用中のスクリプトを動かしている最中に走られると困るので、私は無効化しています。

claude config set autoUpdates false

戻したいときは true で再設定します。/config でも GUI 風に切り替えられます。

私は最初、自動更新が動いている事に気づかず、「同じスクリプトなのに昨日と挙動が違う」という現象に悩まされました。バージョン固定運用にしたことで再現性が戻りました。

更新後に確認すること

アップデート直後にチェックしておくと事故が減るポイントが3つあります。

第一に、/help でコマンド一覧を眺めて、新しいコマンドが増えていないか確認します。/agents /hooks のように、ある日突然増えるコマンドが時々あります。

第二に、CLAUDE.md の規約が新しい挙動と矛盾していないかを見ます。Claude Code は CLAUDE.md を読んで動きを変えるので、新バージョンで挙動の前提が変わると規約が古くなることがあります。

第三に、サブエージェントや MCP の設定が新仕様に追いついているか。.claude/agents/.claude/mcp.json がある場合、フォーマット変更が来ることがあります。

私は一度、サブエージェントの YAML フォーマットがマイナーアップデートで微妙に変わったときに気づかず、半日「なぜサブエージェントが呼ばれないんだ」と頭を抱えました。リリースノートを最初に読んでいれば3分で気づけた話です。

複数バージョンが残っている場合

更新したのに古い挙動のまま、というときは、複数の Claude Code が PATH 上に存在しているケースを疑います。

which -a claude

これで claude コマンドが見つかるパスがすべて出ます。複数行返ってきたら、PATH の先頭にあるものが起動しているので、不要なほうをアンインストールします。

npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
# 古いインストール先(Homebrewなど)から削除する場合はそれぞれの手段で

私の場合は npm と Homebrew Tap が衝突していました。Homebrew 側を消して npm 一本に揃えると、ようやく npm update -g が効くようになりました。

まとめ

  • アップデートは npm update -g @anthropic-ai/claude-code、効かなければ install @latest
  • バージョン確認は claude --version/status
  • 自動更新は claude config set autoUpdates false で切れる
  • 更新直後は /helpCLAUDE.md、サブエージェントの3点をチェック
  • 古い挙動が残るなら which -a claude で重複インストールを確認