「Claude Codeを一度きれいに消したい」 — 検索でこの記事にたどり着く方が増えてきました。動作がおかしくなった時の再インストール前提、解約に伴う環境整理、別マシンへの引っ越し。理由はいろいろあります。

この記事は、アンインストールの手順と、消し残しがちな設定の後始末を整理したものです。

アンインストールしたい場面はけっこうある

私自身、Claude Codeを使い始めてから、何度かアンインストールと再インストールを経験しました。

挙動が不安定になった時のリセット、メジャーアップデート前のクリーン化、別マシンへの移行。「使うのをやめる」だけでなく、「使い続けるためのリセット」の場面でもアンインストールは出てきます。だから手順を知っておく価値はあります。

npmで入れたClaude Code本体を消す

ターミナルで入れたClaude Codeを消すコマンドは、npmで入れたツールと同じです。

npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code

これでパッケージ本体は消えます。claude と打って「コマンドが見つからない」と出れば、本体は無くなった状態です。

ただ、これで終わりではありません。設定ファイルやログは別の場所に残っています。

設定ファイルとキャッシュの後始末

Claude Codeは、ホームディレクトリ配下にいくつかのファイルを置きます。代表的なのは ~/.claude/ というフォルダで、設定や履歴、プラグイン、スキル類が入っています。

ぜんぶ消したい場合は、このフォルダごと削除します。再インストール前のリセット目的なら、まずバックアップを取ってから消すのが安全です。

# バックアップを取ってから消す例
mv ~/.claude ~/.claude.backup.$(date +%Y%m%d)

リネームで退避させておけば、何か必要だと気づいた時にあとから戻せます。

プロジェクトフォルダの中にある .claude/ (settings.json やコマンドが入っているフォルダ) は、プロジェクト固有なので、消すかどうかは別問題です。リポジトリにコミットしているなら基本そのまま残します。設定ファイル全般の話は別記事にあります。

デスクトップアプリの場合

CLIではなくデスクトップアプリを使っていた場合は、アプリ本体の削除と設定の片付けが別れます。

Macなら、アプリケーションフォルダからClaude Code を移動するだけで本体は消えます。Windowsなら設定アプリの「アプリと機能」から普通にアンインストール。

どちらの場合も、設定の本体は ~/.claude/ 側に残ります。CLIと同じく、ここを整理するかは目的次第です。デスクトップアプリの使い始めの話は別記事に書きました。

APIキーの扱いも忘れない

ここを見落とすと地味に困ります。

APIキーで運用していた人は、本体を消した時点でローカルの認証情報はあらかた整理できます。ただ、Anthropicのコンソール側に発行済みのAPIキーは生き続けています。ぜんぶ手じまいするなら、コンソールから該当キーを無効化(Revoke)してください。

「ローカルに無いから安全」ではない、というのを最後に整える。これで真の意味のクリーンアップです。

再インストールに備える人へ

再インストール前提でアンインストールする人向けに、バックアップしておくと幸せなものを書いておきます。

CLAUDE.mdやAGENTS.md、.claude/commands/ などのプロジェクト設定は、Gitにコミットされていればそのまま戻せます。これらは消す必要のないものです。

~/.claude/skills/ 配下の自作スキルは、Gitに入れていない人も多いはず。アンインストール前にコピーしておくと、再インストール後に戻せます。スラッシュコマンドの自作の話は別記事に書きました。

まとめ

  • npm版は npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code で本体削除
  • 設定とログは ~/.claude/ 配下に残る。リセットならまずバックアップして消す
  • プロジェクト直下の .claude/ はプロジェクト固有なので原則そのまま
  • デスクトップアプリはアプリ削除と ~/.claude/ 整理が別工程
  • APIキーで運用していた人は、コンソール側のキーも無効化
  • 再インストール前提なら、自作スキルや ~/.claude/skills/ をバックアップ