Claude Codeは毎月のように機能が増えています。便利なコマンドほど、changelogの中に埋もれて「自分は知らなかった」ということが起きがちです。私自身、ここ1ヶ月で「もっと早く使えばよかった」と思ったものがいくつかあったので、この記事にまとめておきます。

以下の5つは、非エンジニアの方が明日から使える ものだけを選びました。全部コマンド1つか、ショートカット1つで呼び出せます。

TIPS 1 | /focus モードで画面を整理する

Claude Codeは普段、考えている過程を全部見せてくれます。ファイルを読んだログ、検索結果、試した候補、などなど。学習のためには有益ですが、「とにかく最終結果だけ見せてくれ」 というシーンには情報過多です。

そんな時は /focus コマンドを打つと、中間作業がすべて折り畳まれ、最後の完成物だけが表示されます。長い会議録のまとめや、Excelの集計結果を受け取るときに使うと、画面が一気にスッキリします。

普段はオフで、仕上げ段階だけオンにするのが個人的なおすすめ。私は記事執筆で最終原稿を出すときにだけ呼び出しています。

TIPS 2 | Shift+Tabを2回押して「プランモード」に入る

お願いしたタスクをClaude Codeがいきなり実装し始めて、「いや、そっちじゃなくて」と慌てる経験、ありませんか。私はあります。

防ぐ一番シンプルな方法が プランモード です。入力欄にカーソルがある状態で Shift+Tab を2回押すと、画面下のステータス表示が「Plan Mode」に切り替わります。この状態で指示を出すと、Claude Codeはすぐ手を動かさずに 「こういう順番で進めます」という計画 を先に出してくれます。

計画に同意してから実行を許可すればいい、という二段階になるので、思い込みのズレで時間を溶かすことが減ります。慣れると、大きい依頼は全部このモードで投げるようになります。

TIPS 3 | /schedule で寝ている間に動かす

/schedule は、指定した時刻にClaude Codeを起動させて、決まったタスクを走らせる機能です。Anthropic側のクラウドで動くので、自分のPCが電源オフでも実行されます

私の使い方を紹介すると、例えば「毎朝7時に、昨日のSlackスレッドを要約して、重要な決定事項だけ箇条書きにする」という仕事を仕込んでおくと、朝コーヒーを淹れている間に結果が届きます。営業日報の下書き生成や、請求書の仕分けなど、毎日やっている定型作業 を載せるのに向いています。

似た機能に /loop もありますが、こちらはローカルPCで動く(最大7日間)。外出が多い方や会社支給のPCだと /schedule の方が扱いやすいです。

TIPS 4 | /skill-creator で「自分用スキル」を会話から作る

Claude Codeには「スキル」という仕組みがあります。ざっくり言うと、毎回同じ指示を書き直さないで済む、名前付きのマクロ のようなもの。

「うちの会社の議事録テンプレートで整形する」「Excelから抽出した結果をSlackに貼り付けやすい形で返す」みたいな作業を、会話しながら作れるのが /skill-creator です。

これまでは .claude/skills/ フォルダにMarkdownファイルを自分で置く必要がありましたが、/skill-creator を起動すると、「このスキルは何をするものですか」「どういう入力が来ますか」と聞いてくれるので、答えていくだけでスキルファイルが出来上がります

地味なTIPSですが、一度作ったスキルは翌日以降ずっと使えるので、時短の積み重ねが大きい。

TIPS 5 | モバイルアプリから出先で「あの修正」を投げる

意外と知られていませんが、Claude Codeはスマホアプリでも動きます。iOS/Android両方で提供されていて、デスクトップ版や自分のプロジェクトと同期されています。

移動中に「あの記事の冒頭だけ書き直しておいてほしい」「昨日のメールの返信案だけ先に作っておいて」と思いついた時に、スマホから投げられるのは便利です。戻ってきたらPCで続きを引き取る、という連携が自然にできます。

プッシュ通知も受け取れるので、長時間タスクを走らせている時に「終わりました」をスマホで確認できるのも地味に助かります。

まとめ

今日紹介した5つ、どれも既にClaude Codeに入っている機能です。特別な設定もインストールも不要。

  • /focus で最終結果だけに絞る
  • Shift+Tab × 2 でプランモードに入って先に計画させる
  • /schedule で寝ている間に定型作業を消化する
  • /skill-creator で自分専用のスキルを会話から作る
  • モバイルアプリから出先で投げて、戻ってPCで続きを引き取る

私もこの1ヶ月で4つ目の /skill-creator を使い始めて、業務の立ち上がりが30分くらい早くなりました。まずは一番気になったものを1つだけ試してみるのがおすすめです。1つ染みつくと、残りの4つも自然に手が伸びるようになります。