Claude Codeを使っていて「あれ、今どのモデルを使ってるんだっけ」「ちゃんとログインできてる?」と迷うこと、ありませんか。私は研修先でこの質問をよく受けます。そういうときに開くのが /status です。
/status で何が見えるのか
入力欄で /status と打つと、設定画面のStatusタブが開いて、今の状態がまとめて表示されます。公式の説明によると、見えるのは次のような項目です。
- 使っているClaude Codeのバージョン
- 今選ばれているモデル(AIの頭脳の種類。賢く重いものと軽く速いものを選べる)
- ログイン中のアカウント
- 接続の状況
- コマンドリファレンス(Claude Code公式)
つまり「今の自分の環境がどうなっているか」を、一枚でざっと確認できるコマンドです。あちこちのメニューを開いて回らなくていい。
名前の似た/statuslineとは別物
ひとつ注意したいのが、名前のよく似た /statusline との取り違えです。この二つは役割がまったく違います。
/status は、今の状態をまとめて「見る」ためのコマンド。いっぽう /statusline は、画面の下などにいつも表示しておく情報の帯(ステータスライン)を「設定する」ためのコマンドです。状態を確認したいだけなのに /statusline を開いてしまうと、設定画面が出てきて戸惑います。今の状況を知りたいときは /status、と覚えておいてください。
応答の途中でも開ける
地味に助かるのが、Claude Codeが返事を書いている最中でも /status を開ける点です。
作業を走らせている途中で「これ、ちゃんとしたモデルで動いてるよね?」と不安になっても、処理を止めずに確認できる。待っている間の手持ち無沙汰なときに、状態だけ見ておく、という使い方もできます。
いちばん役立つのは「調子が悪いとき」
/status が効くのは、なんだか様子がおかしいときです。返事が遅い、ログインが切れている気がする、思っていたモデルと違う気がする。そういうとき、まず /status で今の状態を見る。これが最初の一歩になります。
もし設定そのものに不具合がありそうなら、診断してくれる別のコマンドもあります。
/status が「今どうなっているかを見る」係、/doctor が「悪いところを診断して直す」係。役割が違うので、まず /status で状況を把握してから /doctor に進むと、順番がきれいです。
サポートや同僚に状況を伝えるとき
もう一つの使いどころが、人に相談するときです。うまくいかない状況を誰かに伝えるとき、「バージョンいくつ?」「どのモデル?」と聞かれても、すぐには答えられないことが多い。
そんなとき /status を開けば、必要な情報がそろっています。研修でも「困ったらまず /status の画面を見せてください」と伝えています。口で説明するより、この画面を見てもらうほうが、話が早いんです。
使っている量や料金を確認したいときは、別のコマンドが向いています。
見た結果がおかしかったら
/status を開いて、想定と違う表示が出ることもあります。そのときの動き方も知っておくと安心です。
たとえばアカウントの欄が空だったりログインが切れていたら、/login で入り直す。モデルが思っていたものと違えば /model で選び直す。バージョンが古そうなら更新を検討する。/status はあくまで現状を映す鏡なので、直すのはそれぞれ担当のコマンドにバトンを渡す、という流れになります。
ログインやAPIキー(自分のアカウントとClaude Codeをつなぐ鍵)の設定でつまずいたときは、こちらが参考になります。
覚えておくと安心する一枚
/status は、何かを作ったり動かしたりするコマンドではありません。ただ「今の状態を見せてくれる」だけ。でも、迷ったときにすぐ現在地を確認できる一枚があるのは、思った以上に安心します。
私自身、モデルの切り替えを忘れて重いモデルのまま軽い作業をしていた、というミスを /status で何度か拾いました。困ってから探すより、ときどき開いて現在地を確かめる。それだけで、無駄な遠回りが減ります。





