Claude Codeで作業の途中にターミナルを閉じてしまい、「さっきの話、全部消えた」と青ざめたことはありませんか。私は使い始めた週に一度やりました。実際には消えていません。呼び戻す方法を知らなかっただけです。

Claude Codeは会話をセッション単位で保存しているので、あとから続きを再開できます。やり方は大きく2つです。

直前の続きをすぐ戻すなら --continue

いちばん速いのは --continue です。ターミナル(文字で命令を打つ画面)で次のように打ちます。

claude --continue

これで、そのフォルダで最後にやっていたセッションがそのまま開きます。Claude Codeは作業していたフォルダごとに会話を分けて覚えているので、いま開いているフォルダの直近の続きが戻ってくる、というわけです。さっきまでの文脈を覚えた状態なので、「さっきの続きで、今度は合計欄も足して」のように、間を飛ばして頼めます。

短く claude -c とも書けます。私は一日のうちに同じ作業へ何度も戻るので、これを一番よく使っています。

一覧から選んで戻すなら --resume

「直前」ではなく、何日か前のあのセッションに戻りたい。そういうときは --resume です。

claude --resume

打つと、過去のセッションが一覧で出てきます。矢印キーで選んでEnterを押すと、そのセッションの続きから再開できます。セッションには会話の中身から自動で付いたタイトルが並ぶので、見出しを頼りに探せます。

ちなみに2026年6月のアップデートで、このタイトルが日本語で生成されるようになりました。一覧から探しやすくなっています。

continueとresumeの使い分け

迷ったときの目安はこうです。

  • 今日の続きをすぐやりたい → --continue
  • 過去のどれかを選んで戻りたい → --resume

私は「とりあえず continue、目当てが古ければ resume」という順で使っています。実際、9割は continue で足ります。

作業中に別のセッションへ移りたいとき

Claude Codeを起動したまま、別のセッションに切り替えたい場合もあります。そのときは入力欄でスラッシュコマンドを使います。

/resume

と打つと、ターミナルを閉じなくても一覧から別のセッションへ移れます。スラッシュコマンドの一覧は別記事にまとめています。

逆に、過去を引きずりたくないとき

注意したいのは、再開すると前の文脈を引きずる点です。まったく別の作業を始めるのに古いセッションを開くと、関係ない前提が混ざって返事がちぐはぐになります。

新しい話を始めたいなら、--continue--resume も使わず、ただ claude で起動するのが正解です。これで真っさらなセッションになります。

会話が長くなって重くなってきた、でも文脈は残したい。そんな中間のケースには /compact という別の手もあります。

最初に「全部消えた」と勘違いした失敗のおかげで、私はこの3つ、続ける・選び直す・新しく始めるを意識して切り替えるようになりました。会話が消える心配がないと分かるだけで、思い切って試せる範囲が広がります。