はじめてClaude Codeを開いた日のことを、今でもよく覚えています。

画面を眺めながら「まず何をすればいいんだろう」と30分止まりました。記事を3本読んでも「〜を実行してください」という表現が多くて、実行する場所すらわからない。結局、その日はインストールまでで力尽きました。

公式ドキュメントをどこから読めばいいか分からないときは、Claude Codeのdocsの読み方に読む順番を書きました。

この記事は、当時の筆者に読ませたい内容です。まっさらな状態の人が、1時間以内に最初の指示を出せるところまで を、画面の流れに沿って書いています。

使い方の全体像は5ステップ

やることは次の5つです。焦らず1つずつ行きましょう。

  1. VS Codeという無料エディタを入れる
  2. その中にClaude Codeの拡張機能を追加する
  3. Anthropicアカウントでログインする
  4. 作業するフォルダを開く
  5. 日本語で最初の指示を出す

1. VS Codeをインストールする(10分)

VS Codeは、Microsoftが無料で配っているテキストエディタです。筆者も最初は「エディタって何」状態でしたが、ワードやExcelのプログラマー版 くらいの感覚で大丈夫です。

VS Code 公式サイト にアクセスして、真ん中の青いダウンロードボタンを押します。WindowsならEXE、MacならZIPがダウンロードされます。

  • Macの場合 — ダウンロードしたファイルを開くと、アプリケーションフォルダにドラッグする画面が出ます。ドラッグするだけです
  • Windowsの場合 — インストーラーを実行し、「次へ」を押し続ければ完了

インストールが終わったら、VS Codeを起動します。初回起動時に画面のテーマや言語を聞かれるので、お好みで選んでください。日本語の言語パックも追加できます。

2. Claude Code拡張機能を入れる(5分)

VS Codeの左側に、縦にアイコンが並んでいます。その中の 四角が4つ並んだアイコン(Extensions) をクリックします。

上部に検索欄が出てくるので、そこに claude code と入力します。候補の一番上に出てくる公式の拡張機能を選び、右上の Install ボタンを押すだけです。

筆者のMacだと20秒ほどで完了しました。

3. アカウントでログインする(5分)

拡張機能をインストールした直後、画面右下に通知が出ます。「Claude Codeを使うにはサインインが必要です」のようなメッセージです。クリックするとブラウザが開きます。

Anthropic Console というサイトに飛ぶので、そこでアカウントを作成するか、既にあればログインします。Googleアカウントでのログインもできました。

ログインが成功すると、ブラウザに「VS Codeに戻ってください」というメッセージが出て、VS Codeに戻ると右側に新しいパネルが開いています。これで準備完了です。

4. 作業するフォルダを開く(1分)

筆者が最初に混乱したのはここでした。「どのフォルダを開けばいいの?」と。

答えは デスクトップに空のフォルダを新しく作ってください です。名前は claude-test とか ai-sandbox とか、何でも大丈夫。中身は空でOKです。

VS Codeの ファイル → フォルダを開く から、作ったフォルダを選びます。これでClaude Codeは「このフォルダの中だけで作業する」モードになります。外の大事なファイルに触ることはありません。

5. 最初の指示を出す(1分)

いよいよ実働です。右側のClaude Codeパネルの下に、チャット入力欄があります。そこに日本語で話しかけます。

筆者の初回はこれでした。

はじめまして。このフォルダに hello.txt を作って、「自己紹介をお願いします」と1行書いてください。

送信すると、Claude Codeが「こういう内容のファイルを作りますね」と説明を返してきます。画面下部に Allow(許可) ボタンが出るので、クリック。数秒後、VS Codeの左側のファイル一覧に hello.txt が現れます。

ダブルクリックして中身を確認。希望した通りに文字が書かれていれば成功です。

この瞬間、筆者は小さく拳を握りました。30分止まっていた人間が、ついにAIに仕事をさせたのです。

つまずきやすい3つのポイント

筆者が実際につまずいた場所です。

英語で返事をされる

AIが英語で返事をすることがあります。理由はよくわかりませんが、文脈次第のようです。そのときは「以後、日本語で返答してください」と一言送れば、戻ります。毎回は面倒なので、フォルダの中に CLAUDE.md というファイルを作って「すべての返答を日本語でお願いします」と書いておくと恒久対応になります。

承認ボタンを見落とす

初めての頃、「送信したのに何も起きない」と思ったら、画面下に出ている承認ボタンを見落としていました。Claude Codeは勝手にファイルを作らず、毎回「実行していいですか」と確認を取ってくれる仕組みです。安全ですが、最初は気づきにくいので注意してください。

何を頼めばいいか思いつかない

これが一番多いつまずきかもしれません。急に「AIに自由に頼んでいいよ」と言われても、ピンときません。筆者の場合、最初の1週間は次の定番を繰り返しました。

  • 自己紹介を書いたhtmlページを作って
  • 今日のTODOリストをmarkdownで作って
  • このExcelの中身を教えて
  • このメールの下書きをチェックして

1週間もすれば、自然と「これもAIに任せられるかも」と思いつくようになります。

最初の1週間で試したいこと

インストールが終わって3つほど指示を出せたら、あとは次のどれかを試すと視野が広がります。

  • 業務用の簡単な自動化を1つ任せる(日報の整形など)
  • CLAUDE.mdに自分の作業ルールを書いてみる
  • 別のフォルダを作って、用途別に使い分けてみる

焦る必要はありません。筆者も慣れるまで2週間かかりました。