Claude Codeを初めて触った人から、意外とよく聞かれるのが「これ、どうやって終わるんですか」という質問です。普通のアプリのように右上の×ボタンがないので、戸惑うのも無理はありません。私も最初、終わらせ方が分からずウィンドウごと強制終了していました。

終わらせ方には、大きく分けて2種類あります。「動いている処理を途中で止める」のと、「Claude Code自体を終了する」のです。この2つは別物なので、分けて覚えると混乱しません。

動いている処理を止めたいとき

Claude Codeが何か作業している最中に「あ、違う、止めたい」と思うことがあります。指示を間違えたときなどです。

そのときは Esc キーを押します。これで、いま走っている処理が止まります。Claude Code自体は終わらず、入力待ちの状態に戻るだけなので、すぐに次の指示を出せます。

私はこの Esc を一番よく使います。長々と的外れな作業を始めたときに、途中で止めて言い直せるからです。終わらせるというより「いったん待った」をかける感覚です。

終了して閉じたいとき

作業が終わって、Claude Codeそのものを閉じたいときは、入力欄に次のように打ちます。

/exit

これでClaude Codeが終了します。/exit でも /quit でも閉じられます。どちらを使っても結果は同じなので、好きなほうで構いません。スラッシュで始まる命令(スラッシュコマンド)の一つです。

キーボードだけで閉じたいなら、Ctrl(コントロール)キーを使う方法もあります。何も動いていないときに Ctrl + C を押すと、1回目で入力欄が空になり、もう一度押すと終了します。Ctrl + D でも閉じられます。なお、何か処理が動いている最中の Ctrl + C は、終了ではなくその処理の中断になります。

終わらせても会話は消えない

ここが大事なところです。/exit で閉じても、それまでの会話は消えません。Claude Codeは作業の記録を残しているので、あとから続きに戻れます。

戻りたいときは、ターミナル(Claude Codeを起動した画面。/exit で閉じると、この画面に戻ります)で次のように打ちます。さっきまで /exit と打っていた入力欄とは別の場所なので、混同しないでください。

claude --continue

直前の続きがそのまま開きます。一覧から選んで戻りたいなら claude --resume です。私は終わらせ方を知らなかった頃、毎回「閉じたら全部消えるのでは」と不安でしたが、実際には残っています。再開のしかたは下の記事で詳しく書きました。

まとめると

整理すると、こうです。

  • 処理だけ止めたい → Esc
  • 閉じて終了したい → /exit または Ctrl + C を2回
  • 閉じたあと続きに戻りたい → claude --continue

最初に強制終了ばかりしていた頃を思うと、Esc で止められると知っただけで、ずいぶん気楽に試せるようになりました。間違えても止められる、閉じても消えない。そう分かっていれば、思い切って色々頼めます。