個人のアカウントでClaude Codeを試していて、いざ仕事で使うとなると会社のアカウントに切り替えたい。そんな場面があります。私も個人と研修用で使い分けているので、切り替えのやり方を整理しておきます。
切り替えは/logoutから
アカウントの切り替えは、いちど今のアカウントからログアウトして、別のアカウントで入り直す、という流れになります。
そもそものログインでつまずいている場合は、Claude Codeのログイン方法を先に見てください。
入力欄で /logout と打つと、今のログイン状態が解除されます。そのあともう一度 claude を起動すると、ブラウザが開いてログイン画面が出るので、そこで使いたいアカウントでログインし直せば切り替え完了です。
ちなみに /logout をすると、最初に起動したときの初期設定の状態にも戻ります。次に起動したときは、ログインから設定までをもう一度案内してくれるので、迷いません。
今どのアカウントか確かめる
切り替えで混乱しやすいのが、「今どっちのアカウントで動いているんだっけ」という点です。これは状態を確認するコマンドで見られます。
/status を開くと、今ログインしている方法やアカウントが表示されます。切り替えたつもりが前のままだった、という取り違えを防げるので、切り替えの前後で一度見ておくと安心です。
APIキーが優先される落とし穴
一つ、はまりやすい落とし穴があります。Claude Codeの支払い口には、アカウント(月額のサブスク契約)と、APIキー(使った分だけ課金される、AIを使うための鍵)の二つがありえます。そしてパソコンにAPIキーが設定されていると、ログインしているアカウントよりも、そのキーのほうが優先して使われることがあります。
「アカウントを切り替えたはずなのに、なぜか前の請求先で動いている」というときは、これが原因のことがあります。その場合は、設定されているキーをいったん外すと、契約しているアカウントのほうに戻ります。どちらで動いているか不安なときは、やはり /status で確かめるのが確実です。
APIキーそのものの扱いは、こちらにまとめています。
ログインの期限にも気をつける
もう一つ知っておくと便利なのが、ログインには期限がある点です。
新しいバージョン(v2.1.203以降)のClaude Codeでは、ログインの期限が近づくと「あと何日で切れます」と起動時に教えてくれます。案内が出たら /logout は不要で、/login を打てば更新できます。とくに、裏で長く動かしっぱなしにする作業では、途中で期限が切れると止まってしまうので、早めに更新しておくと安心です。
切り替えはパソコン全体で切り替わる
もう一つ知っておくとよいのが、この切り替えがどこまで及ぶか、です。
/logout と再ログインで切り替えたアカウントは、そのパソコンのClaude Code全体に適用されます。プロジェクトごとに別々のアカウントを同時に使う、という形ではありません。だから、朝は個人アカウントで趣味の開発、昼は会社アカウントで仕事、という使い方をするなら、その都度切り替える、という運用になります。
会社と個人をきっちり分けたい場合は、そもそもパソコン自体やユーザーを分けてしまうほうが、切り替えの手間も取り違えのリスクも減って確実です。頻繁に行き来するなら、そこまで割り切るのも一つの手です。
使い分けのちょっとしたコツ
私の使い分けのコツを一つ。個人の検証と仕事の作業で、頭のなかがごちゃごちゃになりがちなので、大事な作業を始める前に必ず /status を開く習慣にしています。
これだけで、「個人アカウントのまま会社の作業をしていた」といった取り違えがなくなりました。切り替え自体は /logout と再ログインだけの簡単な操作ですが、今どちらにいるかを確かめる一手間を挟むと、使い分けがぐっと安定します。
チームやEnterpriseでの使い方の違いは、別記事も参考になります。





