「最近Claude Codeで画像をたくさん扱うとメモリが膨らむ」「MCPツールを呼ぶたびに少し待たされる」 — そんな違和感を感じていた方へ。

4月28日にリリースされた v2.1.121 で、これらが直りました。地味なリリースに見えて、長時間使うユーザーほど効くアップデートです。

非エンジニア視点で「何が変わって、何が嬉しいか」を、実例ベースで整理します。

何が変わったか — 大きく3つ

このバージョンの目玉は3つ。

  1. MCPサーバーに alwaysLoad オプションが追加 — 毎日使うツールが「常時待機」状態に
  2. 画像処理のメモリリーク修正 — 数GB級の暴走が止まる
  3. /usage コマンドの〜2GBリーク修正 — 利用量を見るだけで重くなる現象がなくなる

加えて、/skills のタイプ検索フィルター追加、Bashツールが永久動作不可になるバグの修正も含まれています。

alwaysLoad で変わるMCP体験

これが今回の主役。

MCPサーバー(NotionやGitHub、社内ドキュメント検索など、Claude Codeが外部ツールと話すための仕組み)は、これまで 「使うときに探しに行く」 仕様でした。

具体的にはこんな動き。Claudeに「Notionの議事録ページを開いて」と頼むと、Claudeは「どのツールが該当するか」を検索してから動き出していました。1〜3秒くらいの遅延が毎回入る感覚。

alwaysLoad: true を設定すると、そのMCPサーバーのツールは 最初から全部読み込まれて待機 している状態になります。検索を飛ばすので、即座に呼べる。

設定例はこんな感じ。

{
  "mcpServers": {
    "notion": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@notionhq/notion-mcp-server"],
      "env": { "NOTION_TOKEN": "xxxx" },
      "alwaysLoad": true
    }
  }
}

"alwaysLoad": true の1行を加えるだけ。

私は毎日Notion MCPを使うので、即追加しました。1日あたりの「Claudeが考え始めるまでの待ち時間」が体感で半分くらいに減った印象。塵も積もれば、という類の改善です。

逆に、たまにしか使わないMCPサーバーには付けない方が良い(常駐するメモリが増えるので)。毎日使うものだけ に絞るのが正解。

画像処理のメモリリーク修正

これは大きい。

過去のバージョンで、Claude Codeに画像を複数枚読み込ませると、 メモリ使用量が数GB単位で膨らむ バグがありました。何枚も貼って分析させた後、Claude Codeのプロセスが妙に重くなる、という現象。

私自身、スクショを20枚ほど貼って「これらの傾向をまとめて」と頼んだ後、Macが熱くなって作業効率が落ちる、というのを何度か経験しました。MacBookのメモリが16GBだと、ブラウザを並行で開いているだけで圧迫されてくる。

v2.1.121でこれが直りました。アップデート後に同じ作業をしてみたら、メモリ使用量が 数GB単位で安定 している。

画像を頻繁に扱う業務(資料スクショからのデータ抽出、図解の解釈など)を持っている人ほど、効きます。

/usage のメモリリーク修正

これも地味ながら効く。

/usage コマンドは、自分の利用量を確認するためのもの。「今月どれくらい使ってるかな」と気になった時に叩きます。

ところがこれを叩くと 約2GBのメモリリーク が発生していました。利用量を見ようとしただけでClaude Codeが重くなる、という何とも本末転倒な状況。

これを直したのが今回。「ちょっと利用量だけ確認しよう」が気軽にできるようになりました。

アップデート方法

ターミナルで以下を実行するだけ。

npm update -g @anthropic-ai/claude-code

その後、claude --version2.1.121 以降になっているか確認します。

すでにClaude Codeを使っている人は、これだけでOK。設定の引き継ぎなどは不要です。

「気のせいじゃなかった」が確認できる安心感

4月初旬のポストモーテム(品質低下を公式が認めた件)から続いて、Anthropicは 「ユーザーが感じた違和感」を地道に潰してきている 印象です。

今回のリリースも派手な新機能ではなく、 ヘビーユーザーが感じていた小さな違和感 の修正に振っています。

「画像処理で重くなる」「MCPがすぐ反応しない」「利用量を見ると遅い」 — どれも、ユーザーが地道に報告していた症状でした。それを公式が拾い上げて修正してくる、というサイクルが回っているのが見えます。

まとめ

  • v2.1.121のポイント — alwaysLoad、画像メモリリーク、/usageリーク修正
  • MCPサーバーを毎日使うなら、alwaysLoad: true を1行足す価値あり
  • 画像分析を頻繁にする人は、メモリ周りの安定感が体感で違う
  • アップデートは npm update -g @anthropic-ai/claude-code で1分

「最近Claude Codeが重い」と感じていた人は、今すぐアップデートしてみてください。設定変更ゼロで、体感が変わります。