Claude Codeの設定を変えたいとき、どこをいじればいいか迷ったことはないでしょうか。私は毎回メニューを開いて、目当ての項目を探して、という手順が地味に面倒でした。2026年6月中旬の更新で、この探す手間を飛ばせるようになっています。
/config はもともと設定を開くコマンド
まず基本から。/config は、Claude Codeの設定画面を開くためのコマンドです。入力欄で /config と打つと、設定の一覧が出てきて、そこから項目を選んで変えられます。
ここで言う設定とは、見た目のテーマや動作の細かい好みなど、Claude Codeの振る舞いを調整する項目のことです。ふだんは、この一覧から手で選べば十分です。
6月の更新で「値まで一息で指定」できる
新しくなったのはここです。2026年6月15日からの週の更新で、/config key=value という形が使えるようになりました。
/config key=value
key が変えたい設定の名前、value がその新しい値です。一覧を開いて選ぶ代わりに、「この設定をこの値にして」と一息で書ける。目的の項目がわかっているときは、こちらのほうが速いです。
メニューを開いて、スクロールして、選んで、というクリックの往復がなくなる。小さな違いですが、設定をよく触る人ほど効いてきます。
決まった作業を自動でくり返すときに効く
この形がとくにうれしいのは、人が画面を見ていない場面です。公式によると、/config key=value は -p モード(毎回対話せず、指示を一度書いて自動で走らせる使い方)や、リモート操作(手元にいなくても外から動かす使い方)からも設定を変えられます。
たとえば、毎朝決まったチェックを自動で流すような場面で、「この設定に切り替えてから作業を始める」と手順に組み込める。毎回手でメニューを開く必要がないので、決まった段取りを丸ごと再現しやすくなります。
決まった作業を繰り返し流す仕組みは、こちらの記事もあわせてどうぞ。
どんな設定を変えられるのか
そもそも何を変えられるのか、が気になるところです。/config で触れる設定は、Claude Codeの見た目や動作の好みにあたる項目です。画面の色合いを決めるテーマ、確認をどこまで挟むかといった動作の細かい調整などが並びます。
全部を把握する必要はありません。まずは /config を開いて、どんな項目があるかをざっと眺めてみる。気になるものが見つかったら、その名前を使って /config key=value で変える。この順番なら、設定の名前を覚えていなくても迷いません。名前がわかっているものだけコマンドで一息に、それ以外は一覧から選ぶ、と使い分けるのが現実的です。
見た目のテーマそのものについては、専用のコマンドも用意されています。あわせて触ってみると、自分好みの画面に近づきます。
設定を変えるときの心がまえ
便利ですが、設定はClaude Codeの動き方そのものを変えます。とくに権限(AIにどこまで操作を許すかの範囲)まわりの項目は、ゆるめると楽になる反面、うっかり危ない操作まで通してしまうことがあります。
権限の考え方は別記事にまとめました。
私の失敗談を一つ。確認をはさむ設定を「面倒だから」と切って作業していて、意図しないファイルの上書きに気づくのが遅れたことがあります。それ以来、値を変えるときは「これは何を通しやすくする設定か」を一度考えるようにしています。
まず一つ、よく変える設定で試す
いきなり全部を覚える必要はありません。自分がよく変える設定を一つ決めて、/config key=value の形で書いてみる。テーマの切り替えあたりが、影響も小さくて練習に向いています。
一覧から選ぶやり方と、コマンドで一息に指定するやり方。両方を知っておくと、状況で速いほうを選べます。設定探しでつまずく時間は、これでだいぶ減らせます。





