「Claude Codeっていうのが便利らしい」。そんな話を聞いて、検索してみた。でも出てくるのは英語の公式サイトか、やたら詳しい技術記事ばかり。
「結局、私はまず何をすればいいの?」
筆者もまったく同じ状態でした。1年前、同僚に勧められてClaude Codeを調べ始めたのですが、最初の3日間は何も進みませんでした。記事を読んでも「ターミナルを開いて」「CLIで実行して」と書いてあって、そもそもターミナルが何か分からない。
この記事は、あの頃の自分に向けて書きます。プログラミング経験ゼロ、エディタという言葉すら聞き慣れない人が、30分でClaude Codeを動かす ところまでたどり着くための道順です。
やることは3つだけ
30分の内訳を先に見せます。
- 10分 — 無料のアプリ(VS Code)をパソコンに入れる
- 10分 — その中にClaude Codeを追加して、ログインする
- 10分 — 日本語で最初の指示を出して、結果を見る
これだけです。パスワードの設定やアカウント作成の時間を含めて30分。途中でつまずいても40分あれば終わります。
最初の10分 — VS Codeを入れる
VS Codeは「テキストを編集するためのアプリ」です。Wordと似ていますが、もう少し万能。Microsoftが無料で配っています。
サイトの真ん中に大きなダウンロードボタンがあります。自分のパソコン(WindowsかMac)に合ったものを選んでください。
ダウンロードしたファイルを開いたら、指示に従って進むだけです。Macの場合は、ダウンロードしたものをApplicationsフォルダにドラッグ。Windowsの場合は「次へ」を5回くらい押せば完了します。
起動するとダークな画面が出てきます。「なんか難しそう」と感じますが、今日触るのは右側のチャット欄だけなので、気にしないでください。
次の10分 — Claude Codeを追加してログイン
VS Codeの左端に、小さなアイコンが縦に並んでいます。その中から四角が4つ重なったアイコン(Extensionsと呼ばれます)を探してクリック。
上に検索欄が出てくるので、claude code と入力します。
一番上に出てくるのがAnthropicの公式拡張機能です。Install を押す。10秒ほどで追加されます。
追加されると右下に「サインインしてください」という通知が出ます。クリックするとブラウザが開くので、Anthropicのアカウントを作ってログインしてください。Googleアカウントでもログインできます。
ログインが成功するとVS Codeに戻り、右側にチャットパネルが開きます。ここまで来たら、準備は終わりです。
筆者がここまでにかかった時間は、正直に書くと12分でした。Wi-Fiが遅い日はもう少しかかるかもしれません。
最後の10分 — 日本語で話しかける
いよいよ、AIに最初の仕事を頼みます。
まず、VS Codeのメニューから ファイル → フォルダを開く を選んで、デスクトップに新しいフォルダを1つ作ります。名前は test でも 練習 でも何でも。
フォルダを開いたら、右側のチャット欄にこう入力してみてください。
このフォルダに「自己紹介」というファイルを作って、私の好きな食べ物は焼肉だと書いてください。
送信すると、Claude Codeが「こういうファイルを作りますね」と報告してきます。画面の下あたりに Allow(許可) ボタンが出るので、押します。
数秒後、左側のファイル一覧に新しいファイルが現れます。
これが「Claude Codeが仕事をした」瞬間です。
筆者はこの瞬間、変な笑いが出ました。「えっ、これだけ?」という拍子抜けと、「これ、仕事に使えたらすごいのでは」という期待が同時に来て、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
「やっぱりやめようかな」が来る瞬間
正直に書くと、筆者は最初の感動のあと、2日間Claude Codeを開きませんでした。
理由は「自己紹介ファイルを作っても、仕事には関係ないから」です。最初のデモは成功したけど、次に何を頼めばいいのかわからない。
この**「で、何に使うの?」問題** は、多くの人がぶつかるようです。
筆者の場合、突破口になったのは「今日やった仕事を箇条書きで書いて、日報にしてもらう」というシンプルな使い方でした。メモ帳にその日の出来事を5行書いて、Claude Codeに「これを日報にして」と渡す。30秒で整った日報が返ってきたとき、「あ、これはマジで使えるやつだ」と思いました。
1週間後に起きる変化
筆者の場合、始めてから1週間でこうなりました。
- 1日目 — 自己紹介ファイルを作った(感動)
- 2〜3日目 — 何に使えばいいか悩んで放置
- 4日目 — 日報を頼んでみた。うまくいった
- 5日目 — Excelの整理を頼んでみた。30分の作業が2分で終わった
- 7日目 — 「もうClaude Codeなしの月曜朝は無理」と思い始めた
べつに毎日使わなくても大丈夫です。週に1回でも「これAIに頼んでみよう」と思い出せれば、そこから習慣になっていきます。
費用のこと
「お金かかるの?」というのも初日に気になるところだと思います。
最初にAnthropic(Claude Codeの会社)のアカウントを作ると、無料のクレジットがもらえます。筆者の場合は5ドル分でした。これで10日間くらいは試せます。
無料クレジットを使い切ったあとは、月20ドル(約3,000円)のClaude Proプランに入るのが一般的です。毎日コーヒーを1杯我慢する程度の金額。でも、まずは無料で試してから判断すればいいので、今日の時点ではお金のことは考えなくて大丈夫です。
まとめ
- Claude Codeを始めるのに必要な時間は30分
- やることは「VS Codeを入れる」「Claude Code拡張を追加」「日本語で話しかける」の3つ
- 「何に使えばいいか」問題は、まず日報から試すのがおすすめ
- 費用は無料枠から始められる。合わなければやめればいい
始める前が一番腰が重い。でも30分だけ時間を作れば、「あ、動いた」の体験が手に入ります。
そこから先は、使いながら考えれば大丈夫です。



